ここでは、編集ウィンドウ上で使用できる、各キーに割り当てられた動作について説明します。以下で「分節内に移動します」という説明が出てきた場合は、カーソルが分節よりも前にあれば、分節の先頭に移動することを、カーソルが分節の後にあれば、分節の末尾に移動することを指しています。
表B.1 編集ウィンドウのキー動作
キーの組み合わせ | 動作 |
---|---|
Left | 一文字分、左に移動します。ただし分節の先頭よりも左には移動しません。 |
Right | 一文字分、右に移動します。ただし分節の末尾よりも右には移動しません。 |
Ctrl+Left | 一単語分、左に移動します。ただし分節の先頭よりも左には移動しません。 |
Ctrl+Right | 一単語分、右に移動します。ただし分節の末尾よりも右には移動しません。 |
PgUp | 文書を一画面分、上方向にスクロールします。 |
PgDn | 文書を一画面分、下方向にスクロールします。 |
Home* | 分節内で、行頭に移動します。 |
End* | 分節内で、行末に移動します。 |
Ctrl+Home | 分節の先頭に移動します。 |
Ctrl+End | 分節の末尾に移動します。 |
Ctrl+PgUp | 文書の先頭に移動します(Mac:Cmd+PgUp)。 |
Ctrl+PgDn | 文書の末尾に移動します(Mac:Cmd+PgDn)。 |
Backspace* | カーソルの直前の文字を削除します。 |
Delete* | カーソルの直後の文字を削除します。 |
Ctrl+Backspace | カーソルの直前から現在の単語の先頭の文字までを削除します(Mac:Alt+Backspace)。 |
Ctrl+Delete | カーソルの直後から次の単語の直前の文字までを削除します(Mac:Alt+Delete)。 |
Ctrl+Enter | 前の分節へ移動します(Mac:Cmd+Enter)。 |
Ctrl+A | 分節全体を選択します(Mac:Cmd+A)。 |
Ctrl+Shift+O | 文字列の方向(右から左、左から右)の切り替え |
Ctrl+Space | 入力補完用のダイアログボックスを表示します(Mac:Esc)。Ctrl+PgUp/PgDn(Mac では Cmd+PgUp/PgDn)を押すことで、用語集、定型文、未使用のタグ、文字一覧を連続的に切り替えることができます。 |
* これらのキーでは、カーソルが編集中の分節の外側にあると、動作が異なります:
Home:編集中の分節の先頭に移動します。
End:編集中の分節の末尾に移動します。
Backspace:何もしません。
Delete:何もしません。
任意の文字キー:カーソルが編集中の分節の外側にある場合は、無視されます。
[Shift]キー自体は、特に機能を持ちません。[Shift]キーを押しながら何かのキーを押しても、そのキー本来の動作をするだけです。ただし Shift+Enter
の組み合わせに限っては、テキストに改行を挿入します。
システム共通のコマンド:すべて選択(Ctrl+A)、貼り付け(Ctrl+V)、切り取り(Ctrl+X)、コピー(Ctrl+C)、参考訳文を挿入(Ctrl+I)、原文を挿入(Ctrl+Shift+I)は、原理的に現在編集中の分節内のテキストに対してだけ実行されます。
現在のウィンドウから別のウィンドウに移動する(たとえば編集ウィンドウから参考訳文ウィンドウに)には、Ctrl+Tab を使います。Ctrl+Shift+Tab を押すと、ひとつ前のウィンドウへ戻ります。ショートカット Ctrl+A と Ctrl+C の連携は、ウィンドウ内のすべてのテキストまたは一部のテキストをクリップボードにコピーします。
ショートカットは個人設定でカスタマイズできることに注意してください。詳しくは付録 ショートカットのカスタマイズを参照してください。